春の桜や冬の雪のライトアップなど、四季折々の様々な表情を見せてくれます。
何度訪れても違った風景が楽しめます。
3月初旬頃はまだ雪化粧した合掌造り集落を見ることができます。
4月頃まではあちこちに雪が残っています。
白川郷の桜の開花は例年4月中旬から5月初旬ごろ。春を待ちわびた桜が村内を華やかに彩ります。
合掌造り集落近辺をはじめ、白川郷は緑に包まれます。散策が楽しい季節がやってきます。
7月ごろの夜には幻想的な蛍の光を見ることができます。
白川郷の紅葉は10月頃から。山の木々が赤や黄色に色づき始めます。
10月中旬、豊作の喜び、家内安全と山里の平和の祈りを込めて、天下の奇祭「どぶろく祭り」が盛大に行われます。
11月上旬頃の早朝、火に弱い合掌造りの火災に備え秋の観光名物「一斉放水」の訓練を行います。
本格的な冬の訪れを前に、刈り取った茅や藁、葦などで合掌造りの家屋を覆い、雪に備える「雪囲い」が行われます。
白川郷では12月下旬から3月上旬までの間、雪が降ります。雪に飾られた合掌造りは幻想的な雰囲気を醸し出します。
白川郷の冬の風物詩といえばライトアップ。毎年1月~2月にかけて行われます。
茅は一度屋根を葺いたら永遠に、というわけにはいきません。白川郷では1件につき30~40年に一度、この屋根の葺き替えが行われます。この作業は2日以上もかかる大掛かりな作業となり、村人総出で行われます。
ある者は、茅を刈り取り、ある者はそれを束ね、大人も子供も女も男も、皆の力で行っていきます。
白川郷の美しさ、素晴らしさは、建物そのものや田園風景もさることながら、人々の助け合いの心にこそ現れています。
Copyright (c) 民宿 十右エ門. All Rights Reserved.